責任

 

ドイツ駐在中で、もうすぐ帰国で、離婚するという女性。

お子さんが2人いて、御主人は怒ってばかり。

片方からの視点だけで、本当のことは分からないけど、かわいそうだった。

 

私だったら、と考えたけど、無理だった。

この御主人と一秒も一緒に暮らしていけない。

私に害をなす存在ならばいらない。

一人で生きていけるし、生きていけなくても、どうとでもなる。

 

子供がいれば、どうとでもならなくなる。

 

 

子供を持つ責任は重い。

 

 

母が、離婚もしていないのに、借金まみれの父について、私にむかって、

「私は所詮、お父さんとは他人だけど、あなたは親子だもんね。」

と言って、ぞっとした。

親への責任は私にはない。

勝手に産んだくせにと強く思った。

私はあなたたちを選んでいない。

母を大切に思っていたけど、この発言は許していない。

 

母には親の資格があったけど、父にはなかった。

そうならば、その人との子供を持ってはいけない。