傲慢

 

子供の傲慢さが嫌いだ

 

 

子供だった自分も含めて

 

世界は自分を中心に回っている

愛されて当然

大切にされて当然

愚かだった自分の心の動きを思い出してぞっとする

 

子供ゆえの無知だと分かっている

いずれ分かる時がくる

諭す必要もない

その嫌悪を表に出さずにやり過ごせる

 

私が既に通った道を通っている

なぞっている

その過ちは既に私が犯したのに

世代を超えて

まだそこにいるの

がっかりしてしまう