親の覚悟

 

Twitterで反出生主義を主張している人。

自分の子だけじゃなく、他人の子の未来を心配してあげてる。

余計なお世話かもしれないけれど、それは優しさからきているのだろう。

 

私は他人には言えない。反対意見を聞くとぐらぐらする。

他人へ求めなければ、反出生主義ではないのか。利己的なチャイルドフリーか。

私は、確かに自分の幸せも追求しているけれど、

子を持たない選択をしたことの最も大きな理由は、

自分の子の不幸の可能性を憂慮しているから。

 

子供が欲しいとペットが欲しいと何が違うのか。

社会からの要請に応えているから偉いは分かる。

社会は人口維持を望んでいる。私も社会の恩恵を受けている。

でも社会の人口維持の要請より、我が子が不幸を受けないことは、私には優先される。

私は自分の子を守り抜く自信がない。どんな子でも最後まで愛せる自信がない。

産んだならば、一時たりとも産んだことを後悔したくない。

出生前診断をすべきかの判断ができない。

子供を加害者にしない方法が分からない。

 

親の立場の人は、皆その覚悟があるのか。それならば尊敬する。

私よりずっと立派で、価値のある人生。