私が子供をもたないのは、親の影響だと思う。
暴力はなかった。ご飯も食べられた。
奨学金は必要だったけど、学校は出してもらえた。
両親の夫婦仲は悪かった。
父はパチンコで借金をつくる人。
母はいい母親だったけど、父と結婚したことは誤りだった。
普通の範疇だろう。
でもいい家庭ではなかった。戻りたくない。
以前「小学生時代に一日だけ戻りたいと」いうポストにたくさんのいいね!がついていて驚いた。そんな人いるのか。
私は母の話をよく聞いていた。母とたくさん話した。
子供がいることが母のプライドだった。
私は、子供がいることは人生をつらくするのだなと思った。
兄には子供が5人いる。兄は父も母も嫌いだった。
父の借金の整理は私がした。
早く家を出たかった。
10代の頃から、周囲より、若年での妊娠による人生のリスク、自分の子供が犯罪加害者になったら、出生前診断の是非、等について考えていた。
子供は産まないと決めた。
母は他界していて、父とは良好な関係だ。
親ガチャ失敗とは思っていない。
割と器用に生きてきて、今幸せである。
私が子供を持たない決断をしたことは、私が幸せを追求した結果なのか。
カレー温めよう。